〈サークル・キッチンから〉食品ロス削減レシピ!!

【12】つくる責任つかう責任


はじめまして!アスリートフードマイスターのMiwaです。
スポーツをする方を中心に、それぞれの目標達成のために必要な栄養指導や献立の立て方、食べるタイミングやレシピなどを提供しています。
それを踏まえつつ、仕事と家事の両立をしやすくなるための、時短レシピなどもお伝えしていけたらと思っています。
今回は、残り食材が美味しくなるスープのご紹介!


みなさん、食品ロスってご存知ですか?
まだ食べられるのに捨てられてしまう食材のことを言います。
農林水産省及び環境省によると、日本では年間2550万トンの食品廃棄物が出されていて、そのうちまだ食べられるのに廃棄されている食品は、612万トン。これがいわゆる「食品ロス」です。
国民一人当たりに換算すると、お茶碗一杯分の食べ物が毎日捨てられていることになるそうです。

なんてもったいない!


かくいう私も、冷蔵庫の奥に残っていた食材をダメにしてしまい、捨ててしまったことが何度もあります。
ムダにしてしまう食材をなくすため、色々試した結果、スープが1番!という結論に落ち着きました。
中途半端に残った食材を残さず使えて、おかずが簡単に一品作れる一石二鳥のレシピです。
作り方はいたって簡単。
中途半端に残っている食材を、大きさを揃えて切って、炒めて、煮込んで、味を整えるだけ!

【材料】
●残り野菜
人参、大根、ジャガイモ、きのこ類、蓮根、南瓜、白菜、ゴボウ、ネギ、生姜、にんにくなど。
玉ねぎは入れたほうが美味しくなります!
●残り食材
鶏肉、豚肉、海老、ハムやソーセージなど。
●調味料
バター10g
塩・胡椒、適宜
●お好みの調味料
〈和風〉醤油や味噌。
〈洋風〉コンソメ。
〈中華〉鶏ガラ顆粒。
カレー粉やケチャップ、オイスターソースなども◎
写真はカレークリームスープです。
●水
水の半分を牛乳や豆乳にすると、クリームスープになります。

【作り方】
  1. 食材は大きさを揃えて切る。
  2. 鍋にバターを入れ、硬い野菜から順番に炒めていく。
  3. 最後にお好みの調味料を小さじ1〜大さじ1程度を入れて軽く炒めたら、ひたひたに水を入れて、柔らかくなるまで煮込む。
  4. 塩・胡椒で味を整えたら出来上がり。

〈美味しくなるポイント〉
※調味料を軽く炒めることで、香りがたって美味しく仕上がります。
※調味料と一緒に小麦粉を入れて炒めれば、とろみがついてシチューっぽい仕上がりに。
※ブロッコリーやアスパラなど、柔らかい食材は水を入れてから煮込むと色がきれいです。

スープは汁ごといただくので、溶け出した栄養も余すことなく摂取できるおすすめのメニュー!
味噌豆乳やピリ辛キムチスープなど、この冬はいろいろな味のバリエーションを楽しみながら、食品ロスを減らしてみませんか?
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