働きがいも経済成長も

こんにちは!
アスリートフードトレーナーのMiwaです。

いつもはお料理のことを投稿しているですが、今回は夫のことを書かせていただこうと思います。

夫は結婚3年目に不慮の事故により脊髄を損傷、下半身完全麻痺の障害を負い、それ以来車椅子で生活をしています。
障害を負ったことで一変してしまった生活は、話せば長くなるので置いておくとして…。

もともと実業団のバレーボール選手だった夫は、車椅子になってからもスポーツをしたいという気持ちは変わらず、バスケやテニスなどの車いすスポーツに挑戦していました。
そんな中、オリンピックパラリンピックが母国、東京で開催されることが決まり、それをきっかけに、車いすフェンシングに競技転向。
幸いなことに順調に実力を伸ばして、なんと数年でアジア大陸で2位になるまでになり、東京パラ出場まであと少し、というところまできて、大変だったのは金銭面でした。

大会に出続けるにはお金がいるけど、仕事をしていては練習ができない。
そんなときに手を差し伸べてくれたのが現在の所属先である、地元の企業でした。

企業としてのSDGsへの取り組みのひとつとして、障がいを持つ人を含む様々なメンバーを社員の一員として仲間に迎えることで、会社のダイバーシティの推進、社員の多様性やパラスポーツへの理解や支援につなげていきたいという思いで、競技生活を優先させた勤務形態をとってくださっています。
もちろん夫も、出社した際は出来る限り会社の役に立てるよう仕事に打ち込み、また競技で結果を残すことで会社に恩返しをしたいという気持ちで、日々のトレーニングを頑張っています。
こちらの会社はほかにも、自社ビルの建て替えの際には、CO2の排出削減が可能な仕様にしたり、フードバンク活動や食品ロス削減に取り組むなど、事業活動を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していこうと活動されています。
こういった、地道な活動を続ける企業がどんどん増えてほしいと思います!

様々なライフスタイルにおける女性活躍を応援!SDGs Women's Innovation Project

【WIP理念】 新しい価値観と生きやすい社会をクリエイト(共創)する 【our vision】 様々なライフスタイルにおける女性の活躍を応援します 【concept】 ワ・タ・シ の生き方改革プロジェクト [ワ]私らしく [タ]たくましく [シ]しなやかに 女性自身が自分自身を見つめ、潜在的な力を発揮できるように、共に成長し全ての女性が精神的に自律し、経済的にも自立することを目標にしています